婦人科健診の経膣・経腹エコー検査は、主に子宮内や卵巣の観察を行うのが特徴です。
検査に要する時間は約10分程度で、子宮筋腫や子宮内膜症・卵巣嚢腫などの病気の種類や、臓器の形態や腫瘍の有無などの観察を可能にします。
ただ、内診だけでは不明確な場合などでは婦人科系疾患を評価するなどの特徴もあるようです。
膣内に細長いプローブと呼ぶ検査器具を挿入して子宮や卵巣の形、大きさなどを調べます。
これにより内部の疾患を調べることができるわけですが、その中でも子宮がんなどの疾患の種類における早期発見に役立てることもできます。
なお、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群などの疾患の種類は、卵巣がんのリスク因子などといわれており早期発見が大切です。