婦人科では様々な種類の検査が行われています。
その中の一つである細胞診では子宮頸がんを見つけることができます。
まだ子宮頸がんになる前の段階の子宮頸部異形成も確認することができ、これはその病変の程度によって軽度・中等度・高度・上皮内がんの3種類に分けるのが一般的です。
子宮頸部の扁平上皮病変はこれらの段階を経て微小浸潤扁平上皮がん、浸潤がんと進展することが分かっていますので、できるだけ早めに検査を受けて早期の段階で治療を受けることが大切です。
子宮頸部異形成は自覚症状がないことも多いのですが、婦人科で子宮頸がん検診を受けることで早期の発見が可能になります。
軽度異形成や中等度異形成では、特に治療を行わずに経過観察になることもあります。